土地(家)を売ろうと思った時、まず何をする?
特に、まず何をしなければいけないなどの決まりはありませんが・・
売却を検討している不動産について、残っている書類はどれだけあるのか?
というところをまずは家捜ししていただくところから始めましょう!
当然無いといけないのは、
「権利証」です。
正式には「登記済権利証」ですね。
現在はこの権利証のことを「登記識別情報」と言っております。
以前の権利証のような、書面自体で個人を特定するものから、文字通り「識別情報」ですので、文字列で個人を特定する方法に変わってきております。
購入した不動産であれば、契約書などの書類はあるか?
その時に支払った費用の領収書などは残っているか?
不動産を売却した場合、その対価としてお金が入ってきます。
収入があれば、税金の話しが出てきます。
売却をしたことで、利益が出たのか?もしくは損をしたのか?
この判断材料のひとつとして、上記のような書類が残っているかどうかがポイントになります。
税金がかかるのか、かからないのか?
かかるならどれくらい支払わなければならないのか?
大変重要な要素かと思います。
Q:まずはどれくらいで売れるのか聞いてみたい
A:「そんなに安いなら売らずに持っておこうか・・」とお考えになる場合もあると思いますし、「たとえ安くても、持っていても管理が大変だし税金もかかるし・・」、事情は人によって様々です。
まずは、簡単な査定を依頼していただき、およその相場などご回答いたします。基本的には、どこの不動産屋さんも同じスタンスだと思いますが、簡易査定をさせていただくにあたって、費用は一切かかりません。
Q:査定価格に納得がいかない
A:不動産屋さんによって手法は異なる部分もあると思いますが、査定をさせていただく場合、評価額や路線価などの客観的数字、売買事例などを参考にします。その結果出てきた数字はあくまで市場へ出す前の参考価格です。
いくらの値段をつけようが、売れなければ意味がありません。
もちろん、査定価格がイコール売却価格になるとも限りませんので、あくまで
査定価格を参考に、業者とお客様で相談をして決定していくのがベストだと思います。
Q:売却依頼に何か手続きがいるのか
A:媒介契約が必要です。
売却の意思を固められ、いざ販売活動を進めるにあたっては、不動産業者との「媒介契約」が必要です。簡単に、次の3種類があります。
①専属専任媒介契約
②専任媒介契約
③一般媒介契約
わざわざ3種類あるわけですから、もちろんそれぞれ違いがあります。
大きなポイントとして、「依頼する業者を1社だけとするか、複数の業者へ依頼するか」でまず③が省かれるかどうかが決まります。
どの契約形態で進めていくかは、お客様のご事情などを勘案しながら、依頼する不動産業者と調整をしていくことになります。